一銭洋食
2006-03-02


驚きました。当然ですけれども。

「イッセン」を変換しようとしても出ません。「いち」を「一」にして、「銭」は遙か後方に待機していました。「洋食」も「養殖」が一番に現れましたね。 しかし「PC」も学習したので次回は真っ先に現れました。「偉い!!」。

前置きが長くなりましたが、昨日のNHK「ためしてガッテン」でお好み焼きのルーツが紹介されました。

そう、私が幼稚園の頃か、小学校低学年の頃でしょうか、母の実家によく里帰りしました。多分伯母からもらったのでしょう、一銭を握りしめて、年齢の近い従姉妹たちと一緒に「一銭洋食屋」の屋台がある町まで歩いて食べに行くのが楽しみでした。

当時のものは今とは違い、随分簡素でした。薄く伸ばしたクレープは10センチくらいで赤い粉末(エビ?)と青さノリ、カツオの粉(?)を振りかけたものでしたが、熱々で出来たての「一銭洋食」はなによりも私たちの胃袋と心を十分に満たしてくれました。

今は遠き昔、町並みもすっかり代わりました。その頃の町のたたずまいを想い起こし、懐かしさに浸っています。

[世相体験]

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